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心月院について
そうとうしゅう ふくしょうざん しんげついん
曹洞宗 福昌山 心月院
青梅市御岳に佇む心月院は、古来より山岳信仰の地として知られる御岳において、人々の祈りを受け止めてきた寺院です。境内には病苦を癒やし、心身を健やかに導く薬師如来をお祀りする薬師堂があり、健康成就や病気平癒を願う多くの方々が参拝されます。
また、当山は奥多摩新四国八十八箇所霊場の札所のひとつでもあり、巡礼の道を歩む方々に功徳を授けてきました。四季折々に表情を変える御岳の自然と共に、静かに祈りを捧げることができる心月院で、清らかなひとときをお過ごしください。

本尊
心月院のご本尊は釈迦牟尼仏で、仏教の開祖であるお釈迦さまをお祀りしています。慶長年間(1600年代初頭)、開山・天江東岳和尚により創建された当院は、以来四百年以上にわたり、地域の人々の信仰を集めてきました。天明元年の火災を経て、天明6年に再建された本堂には、静かに坐す釈迦牟尼仏が安置され、今なお多くの参拝者に安らぎを与えています。
心月院本堂
心月院の本堂は、静かな山あいに佇む歴史ある建物で、訪れる方々に安らぎと厳かな空気を届けています。木の温もりと自然光に包まれた堂内には、ご本尊が安置され、法要や年中行事などが執り行われます。四季折々の自然と調和した環境の中で、心静かに手を合わせるひとときをお過ごしいただけます。


薬師如来堂
薬師如来堂は、病や苦しみに悩む人々を癒す仏、薬師瑠璃光如来をお祀りするお堂です。古来より「医薬の仏」「医王」として信仰されています。
お堂は毎年5月5日の薬師如来供養の際に開放され、地域の人々の心の拠り所として親しまれてまいりました。
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